vicc blog

株式会社ヴィックの技術ブログです。

1on1 ワークショップを終えて

いつもヴィックのブログをご覧いただきありがとうございます! 今回のブログの内容は、人事のプロの方を招いて行った1on1のワークショップについての内容です!マネージャー層以上のスタッフが参加しました。

ワークショップテーマ:効果的な1on1

1on1の進め方、効果的なコミュニケーションの取り方を学びました。ワークショップを終えての所感を書きます。

1 on 1 で大事な “アクティブリスニング”

状況と経緯

弊社は、2年ほど前から1on1の導入をしていましたが、浸透とまでいえる状況ではありませんでした。 そもそもの1on1経験者不在、会社から推奨された本があるくらいであり、自己流の本人任せ。本を読んでいない人もいるし、前向きでない人もなかにはいる… 結局のところ、会社からいくら声掛けをしても、実施をしない人がいる・1on1といえるようなものではない一方的な面談的なものをしている など緩慢な状況でした。

会社から推奨された本は、“ヤフーの1on1 ”

そんな中、ある一つのお題が付け加えられる…これは、ちょっとまずいな…

1on1を通じて「世間でいわれる1on1」はもちろんのこと、「課題や仕事の進捗を確認する」と会社は決めました。

(弊社は、人事制度の構築のため、株式会社サーキュレーションを通して紹介された人事のプロフェッショナルの方(小川プロ)に伴走いただき制度の設計・構築をしました。詳しくは、サーキュレーション社の事例紹介に掲載があります。ご興味ある方はそちらをご訪問ください。)

circu.co.jp

会社からは幾度となく、1on1の実施を促しましたが、状況は変わらず… 「この状況を改善し、より効果的に1on1をすべきでは?」そんな思いから、外部のプロにトレーニングを受けてみるのはどうか、と進言し、実施に至りました。

誰に頼むか…小川プロ と わたし

新人事制度のプロジェクトを進めている最中、実は、私は小川プロに個人的に1on1の申込をし実施していただいていました。自身のキャリアやプライベートに悩みや相談があり、社外の人に聞いてもらいたいと思ったのがきっかけです。また、プロの方はどのように1on1を実施するのだろう、そこにも興味がありました。2週間に1度の頻度、計10回ほど実施していただきました。

流石プロ、…回数を重ねるごとに「モヤモヤした霧の中」から「進むべき道がくっきり、はっきりと」視界良好な状況になっていくのを感じました。また 1on1を終えた後の清々しさを毎回のように感じていました。講師には、小川プロを推したい。代表も私が小川プロに面倒を見てもらっていることをしっていて、すんなりと決まりました。

今回のワークショップ、1on1のやり方・スタイル

今回のワークショップでは、小川プロから 1on1の概要やスタンス、テクニックなどを学びました。

アジェンダ
目的
円滑なコミュニケーションは、自身のコミュニケーションスタイルを把握することから

結びでは、小川プロから「一つの例として、良ければ参考として実施してみてください」と言葉が添えられました。 ワークショップで説明された手法やアドバイスなど、それらは「強制」されるものではありませんでした。

わたしは、ワークショップに参加する前から、1on1には目的によって色々なやり方・スタイルがあるのでは?と思っていました。参加後の小川プロの言葉からもそれを感じます。

しかし、それによって「合う合わない」や世間で言われる「あれやそれ」=ネガティブな印象が生じているのかと個人的に思っています。 ともすると、ワークショップを行って会社として均一的なものにしよう・すべきと考える人もいるのかと思います、しかし、1on1の「やり方・スタイル」は強制すべきではなく、個々人にゆだねるものかと考えます(1on1のNG行為は除く。)。

では、どうするのが良いのか…。目線

人事制度の構築に際して、代表の渡辺は、「人事制度は、社員の成長を促すもの」と明言し、そうすると決心していました。

私は、1on1も合わせる目線はそこだと思っています。やり方・スタイルは、十人十色でも、目線は「相手の自発的な成長を促す」こと。これを見失うと、目的が分からず苦しくなるのではないでしょうか。相手が嫌がっていたり、たとえ、ネガティブだとしても、心の底から成長を願って接していれば、それはいずれ通じるのではないでしょうか。少なくとも実施者はその心構えがあり、そう接すること自体に大きな意味をもつと考えます。社員の成長が促されれば、会社も成長する。そのはず。

われわれの会社にはPMVVがあります。1on1は、ここにつながる大事な活動の一つではないでしょうか。

blog.vicc.jp

最後に、わたしのすきな言葉(Valueの一つ)を添えます。We share and grow together

皆さんの会社では、1on1はどのようにされていますか?