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株式会社ヴィックの技術ブログです。

東洋大学で建築ビジュアライゼーションのワークショップをしてきました

どうもこんにちは、VIZチームの有澤です。
非常勤講師として東洋大学に出向いているのですが、先日大学にて有限会社ATA企画の西鍛冶さんとレクチャー兼ワークショップをしてきました。



私が学生だった頃、先輩や先生が「CG教室」と称してワークショップを開いていました。グローバルイルミネーションの仕組みや絵の考え方などを教えてもらい、当時の私はそれがとても楽しく、その影響でこの業界に足を踏み入れたと言っても過言ではありません。
今回は学生やさまざまな方々に、私たちの業界への理解を深めてもらうきっかけになれば…!という想いで開催しました。

私と西鍛冶さんからは、建築ビジュアルとはそもそも何なのか、何のために必要なのか、絵作りの考え方やマインドなどを前段でお話ししました。

レクチャー風景①
レクチャー風景②
レクチャー風景③

具体的には私たちが制作した作品をもとに、遠景・中景・近景の考え方や、色相環、明暗の使い方など、より実践的な内容についてお話しさせていただきました。例えばアングルについて、建築ビジュアライゼーションで大事なのは「見せたいものをどのように強調するかが重要」だと伝えました。

  • アイレベル
    実際に空間を体験している感覚を伝えやすく、人が「ここに立ったらこう見えるんだな」と直感的にイメージできる。

  • 俯瞰
    少し高い位置から建物を見下ろす構図では敷地全体や周囲との関係がわかりやすくなり、都市計画やランドスケープを含めて見せたいときに有効。

  • ローアングル
    下から見上げると、建物のスケール感や迫力を強調でき、高層建築や象徴的なファサードを見せたいときに効果的

などなど、カメラの構図を工夫すると絵の中で伝えたい事をより効果的に伝える事ができるので、構図を取捨選択する事が建築の魅力を引き出す大事なポイントです。これ以外にも学生にとってタメになりそうな事を色々お話ししました。

また、後段では学生自身が課題で制作したパースを持参してもらって私達がアドバイスするという形式でワークショップを行いました。

ワークショップ風景

CGパースから模型写真までさまざまな作品が出てきて、学生それぞれのお悩みを共有しながら、良い方向に進むようアドバイスしてみました。具体的なオペレーションの話から、そもそも絵をどのような方向性で仕上げていきたいかといった話まで、本当に多岐にわたるお悩みが出てきて、今の学生が直面している壁を垣間見ることができました。

総勢20人弱が参加してくれ、学生からも好評で「ぜひ次回もやってほしい」との声が挙がったようで、会を開いて本当に良かったなと思います。近いうちにまた企画しようと考えているので、興味のある方はぜひご参加いただければ嬉しいです。

改めて東洋大学の矢野先生とATA企画の西鍛冶さん、ご協力ありがとうございました。
ではまた!